2017.1.8.広島漢方研究会 新年シンポジウム
新年一発目の広島漢方研究会は、シンポジウムでした。
テーマは、「関節痛、神経痛と漢方」
私は、治療経験が少ないので、発表する症例も少ないです。
ところが、今回、症例がありました👍
と、いうことで、シンポジストに立候補しました。
理事長の発表
理事の発表
会長の発表
質疑応答の際、初学者にありがちな質問がでる。
病名に対して、どの漢方薬を使ったらいいか?
例えば、
「下痢が止まらない患者さんがいたのですけど、何を選択すればよいか?」
(今回の質問とは異なります)
このような質問は、答えに困ります。
下痢と一言でいいますが、漢方医学では、様々な病理状態が考えられ、それによって漢方薬は異なります。
病理状態を把握するためには、喉の渇きや、食欲などの情報も必要ですので、「下痢にはどの漢方薬を選んだらいいか?」という情報不足の質問ではいけません。
これは、西洋医学の病名から薬剤を決定するという考え方が身に付いてしまっているためです。
漢方医学を学ぶためには、西洋医学の考え方を1回忘れなければなりません。
頑張らねば
💪
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